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車検・点検

アウディ・A4 エンジンフロントカバーオイル漏れ

エンジンルーム下部からオイルがじんわり!
フロントカバー修理はフロント周りを丸ごと脱着!!

皆さんこんにちは!

走行距離を重ねているクルマは、ゴム類の経年劣化と共にオイル漏れにも気を遣いたいところ。

今回はエンジンルーム内からのオイル漏れでトップランクに入庫してきました。

持ち込まれた車両はアウディA4です。アウディの代表車ともいえるグレードで、トップランクでも非常に多くのお客様にご購入いただいています。

早速下まわりをのぞき込んでみると、オイルパンまわりにオイルがべっとり…

このオイルの出どころを探っていくと、エンジンのフロントカバーの一部からオイルが漏れているのを発見しました。

じつはこのフロントカバーを外すためには、非常に大掛かりな作業が必要です。

このようにラジエターのコアサポートから前部を丸ごと取り払わないと、カバー外しにたどり着けません。何気に大作業となってしまいますね…((+_+))

フロントエンジンカバーは、ベルト類とクランクプーリーを外してやっと全容が見えてきます。あとはまわりのボルトを取っていけば簡単に取れますね。

 

鉄製のフロントカバーは液状パッキンで装着されているので、オイル漏れが出ていた部分はしっかりオイルを拭き取ったあと、大きなゆがみがないかチェックします。

あまりにゆがみが酷い場合はカバー自体の交換になりますが、今回はそこまでの問題はありませんでした。

カバー交換の際に、オイルフィルターブラケットからのオイルのにじみも発見してしまいました(*_*)

ということで、ブラケットを外して中のゴムパッキンを交換し元に戻します。

オイルフィルターブラケットからのオイル漏れはアウディによく起こるトラブルで、ここのゴムパッキン交換の場合は、

コアサポートから前部をゴッソリ外さなくても修理は可能です(^^;)

最後は外したフロント周りをドッキングさせ、エンジンをかけてのオイル漏れチェックで問題なければ作業完了です。

大掛かりな作業になりますが、オイル漏れは致命的なトラブルに繋がる可能性がありますので、早めな処置が必要ですね!

担当:服部

【今日のどうでもいい豆知識】

・「ホルモン」の語源

かつて正肉以外の部位(内蔵や皮)は廃棄していたことから、大阪弁の「放るもん」が語源とされていたが、

医学用語(ドイツ語)のHormonは体内の分泌質を意味するもので、栄養豊富で活力がつくとして名付けられた説が有力である。




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