車検・点検
皆さんこんにちは!
世間は冬真っ盛り。街中はイルミネーションであふれていますね。野田市にはTVでも紹介されるほど有名なイルミネーション装飾の場所(個人宅)があります。
オートテクニカルベースのすぐ近くなので、来店ついでに寄ってみてはいかがでしょうか(^^♪
さて、皆さんはクルマを運転中に送風口から風が出てこない、なんて経験ありますか?
今回はこの原因を探りました。
修理車はポルシェ・カイエンです。
ブロアモーターは、ローター側の固着やシャフトのガタによる異音、エアコンスイッチの接点の問題がよくありますが、
送風口から風が出ないとのことでスイッチ類やヒューズの点検も問題なく、ブロアモーターの交換となりました。
このドリルのような扇風機のようなパーツがブロアモーターです。
車室内に暖められた空気や冷えた空気を送り込む装置になります。
これが動かないということは当然風が送り込まれないので、車内はきっと(というか絶対)快適でない状況になるのは皆さんも想像できるはず(+_+)
アップにするとよく見えますが、中心部にコイルが巻かれた大型のローターが装着されていることがわかります。
このローターとファンが回って、大きな風を作り出しているんですね。
ブロアモーターは助手席のグローブボックスを外すと見えてきます(赤丸内)。
作業自体はコレを取り換えるだけの簡単な作業なのですが、モーターの装着位置が少し厄介な場所にあるおかげで
作業はこのように無理な体勢となります(泣)
さらに、外すネジも5.5mmという極小サイズで、指先の感覚だけで作業しなければならないという…
集中力維持が大変でしたね。
ネジを外して「スポッ」と取れるかと思いきや、この矢印の極太ケーブルに邪魔されてブロアモーターを抜くことができません。
簡単な作業ですが、細かな試練が続きます。
やっとの思いで外したブロアモーター(左)を新品と比較します。明らかに汚れているのが分かりますね。
念のため外したブロアモーターの通電チェックをしてみると、モーターが「グゲッ、ゴッ、ゴッ…」と苦しく動いたり止まったり…。
いま動いていても再発のおそれがありますので当然交換です。
あとは新品のモーターを元の位置に装着し、グローブボックスを取り付ける前に送風チェックで風がしっかり室内に送られているか確認すれば作業終了です。
作業時間は交換だけでいえば30分以内で完了してしまいますが、今回は脱着を邪魔する極太ケーブルにやられました…。
無理な体制が長く続いたので、腰が痛いです(*_*;
今日はマッサージにでも行かないと…。
エアコンが作動していても、その風が車内に入ってこなければ何の意味もありません。
クルマは快適に移動するための手段ですので、少しでも違和感がみられましたらご相談ください!
担当:箕浦
【今日のどうでもいい豆知識】
・・「きゃりーぱみゅぱみゅ」の正式名 正式な名前は「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ」で、 |
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